Raj Jain: The art of computer systems performance analysis
研究室から借りてきた本を読みながら、要点をメモしていく。研究活動だけでなく一般的な色んなコンピュータシステムを評価する方法論が書かれている本らしい。評価する方法だけでなくありがちな失敗や、ケーススタディまで載っている。全部英文でどこまで拾えるかわからない。何度か読み直していく必要があると思うので、メモを残す。著作権の事もあるから内容というよりキーワードとかを書いたほうがいいのかな。興味ある内容だと思った方は↓のURLから買えます。
http://www.amazon.com/Art-Computer-Systems-Performance-Analysis/dp/0471503363
(AAはめんどいのでまだやってない…
定番書な様で、輪講に使われてたりPDF転がってたりしますよ。
著者はRaj Jain
タイムアウトに基づいた輻輳管理の考えがスロースタートというTCPのウィンドウ制御に関する仕組みに影響を与えたらしい。
必要となる知識等
確率論・統計学(参考 http://d.hatena.ne.jp/syou6162/20090223/1235381069)
待ち行列モデル(参考 http://www.objectclub.jp/technicaldoc/monkey/s_wait)
さぁ勉強し直そう;;
一章と二章はそのうち書きます。
三章
性能評価には
- 分析モデル
- シミュレーション
- 実測
という3っつの手法がある。
何を基準にそれら手法を選択すればいいのかについて書かれている。
p.35~36にはFairness indexについてのCase studyがある。
詳しくはwikipediaのFairness measureに。
四章 TYPES OF WORKLOADS
あるシステムとあるシステムを評価する時,何を基準にするのか?その基準=WORKLOADSについて書かれている。
- 足し算命令
- 命令ミックス
- カーネル
- Synthetic programs
- Application benchmarks
(順次追加予定...)